脂肪細胞が体の中にたくさんある人ほど、体重が増加しやすいと言われています。
10代半ばのころに太っていた人は、脂肪細胞が体内でたくさん生成されているようです。
成人前に太っていた時代があるという人は、そうでない人よりも、脂肪細胞を体にたくさん蓄えてあり、太りやすい体質になっています。
肥満のリスクが高い人は、肥満細胞の数が多いということが、指摘されています。
成人してから脂肪細胞を少なくしたいと思っても、数を減らすことはできません。
成人前に決まった数でそのままいくしかありません。
脂肪細胞の数を調整して、太りやすい人が、太りにくい体質になることはまず無理です。
一旦できてしまった脂肪細胞を取り除くことは、物理的な方法でもなければ不可能です。
脂肪細胞が平均的な数より多いことが原因で、ダイエットをしてもすぐにまた太ってしまったり、少し食べ過ぎるだけでもてきめんに体重が増えてしまうということがあります。
脂肪細胞がたくさんあるせいで太りやすくなった人は、体質はそのままと見切りをつけ、食事のコントロールをすることが大事です。
食事で摂取したカロリーが多いと体重が増加しますが、その程度は肥満細胞が多い人ほど大きくなるといいます。
ただし、1日で使うカロリーが摂取カロリーより多ければ、脂肪細胞が多くても体重を減らせます。
低カロリーな食事と、運動の習慣をベースに、規則正しい生活を送ることが大切になります。