家を買う時には、住宅ローン選びに悩む人が多いようです。
銀行のローンを利用するメリットは、貸付金利が低いことから、長期にわたる大口融資でも利息が少額で済むことです。
さらにメインバンクとして給与振込やその他支払関係に利用している銀行であれば、金利優遇を受けることもでき、よりお得にマイホームを手に入れることが可能です。
銀行によっては、住宅ローンの貸し付けをしている人に対しては、カードローンの金利を低く設定しているところもあって、資金の融通が容易になります。
ただし、一つの銀行からカードローンと住宅ローンのどちらも利用したいという場合は、長所だけでなく短所もあることは覚えておきましょう。
住宅ローンの返済をしながら、カードローンの返済をすることになれば、月々の返済総額が単純に足し算されますので、返済負担が大きくなります。
毎月、ローンの返済のために支払わなければならない金額が大きくなってしまいます。
銀行から借りたお金をきちんと返済できないと、担保に入れていた家を差し押さえられてしまうこともあります。
そもそも、住宅ローンには抵当権が設定されているため、トータル的に銀行は債権を回収できるといった仕組みになっています。
やむを得ない事情があって、住宅ローンの支払いが不可能になって場合、担保に入れていた住宅を売り払い、そのお金を銀行に支払って、返済をしなければならなくなります。
低金利でカードローンの融資をうけられるとしても、借りたお金はきちんと返済できなければなりませんので、無闇に借りていいものではありません。
銀行としても貸し倒られては困りますので、返済可能な金額だけを貸し出せるように、審査を入念に行っています。
住宅ローンを利用する時は、返済の負担が大きくなりすぎないように、事前にプランを立てておく必要があります。