金融会社の審査は、ローンを組む時には必ずあります。
自動車ローンの場合も例外ではなく、利用歴などが原因で審査で落とされることがあります。
ローン融資を行う前に、金融会社の審査があるのは、返済能力の程度を見極めてから貸し付ける必要があるからです。
金融会社が、審査で確認している項目はいくつかありますが、その中の一つに、他の金融会社からの融資の有無や、返済の進捗状況があります。
期日通りの返済ができているかや、あといくら返済すれば終わりなのかも、新しくローンを組む前に調べられることです。
まとまった金額を借りる必要があることから、自動車ローンの審査は、結構きつめのものになります。
金融会社の中には、２社以上の金融会社の返済をしているという人は、新しくローンを認めない場合もあります。
他社からの借入件数が１社のみだったとしても、今まで返済を遅らせたことがあったり、返済がまだほとんど進んでいないと、信用が低くなります。
融資額が大きいと、利息がつきながらの月々の返済額が大きくなってしまいます。
毎月支払いきれない金額を借りていると遅延や返済不能のリスクが上がりますので、金融会社としては警戒してしまいがちです。
クレジットカードに関しては、月々の支払いを滞らせたことがあったり、リボルビング払いを利用しているという人は、ローン審査に通りにくいかもしれません。
リボルビング払いをしているとローンの審査で不利なのは、リボルビング払いは毎月の返済負担を軽くするために上限を設けるものなので、それ自体が返済能力の低さをあらわしていると思われるからです。
自動車のローン審査でＯＫが出やすくするには、手持ちのクレジットカードを整理し、返済途中の他社のローンを完済することで、自動車ローンの返済に集中しやすくしてから、申込み手続をするといいでしょう。
