何のためにお金を借りるかがあらかじめ決まっている場合、住宅ローンや、自動車ローン、教育ローンといった、用途限定型のローンを利用します。
金融会社のローンを利用するには審査が必須ですが、目的別で審査のハードルは変わりません。
ローン全般の審査は、ほぼ同じような基準によってクリアできるかどうかが決まっているので、極端な違いがあるわけではありません。
けれども、今までキャッシングの利用履歴で延滞記録などがある人は、審査をクリアしにくくなっています。
審査に通らない人とは、延滞の中でも特に期間が長いものです。
数日の遅れではなく、数週間、数か月の遅れは、重大な問題です。
金融会社は、審査を行う時に過去の返済履歴を信用情報会社に確認します。
長期間の延滞経験がある人は、そこに名前がしっかり残っています。
一定の年数この情報は保管されますので、情報があるうちは要注意です。
信用情報機関の情報を速やかに消すためには、消えるまで、期日通りの返済を続ける必要があります。
また返済は延滞したことはなくても、現在すでに複数の消費者金融から多額のお金を借り入れている場合も、審査に通らない可能性があります。
別の金融会社からもお金を借りている人は、一時的にしろ返済の能力が低下していると見なされるためです。
信用情報をよりよい状態にしたいなら、返済日ごとにきちんと返済をして、他のローンも使わずにいることです。
ここ一番という時にカードローンの審査に通らないということがないように、返済は期日通りにしておきたいものです。
